バズワードとは、主にIT関連業界に見られる流行語で、何か新しい重要な概念を表しているようだが、明確な定義や範囲が定まっておらず、人によって思い浮かべる内容がバラバラであったり、あるいは宣伝文句的に都合よく引用されるような新語やフレーズを指します。
IT業界で流行したバズワードとしては「ニューメディア」(1980年代)「ネオダマ」(1990年代)「マルチメディア」(同)「ビジネスモデル」(2000年代前半)「ユビキタス」(同)「ロングテール」(2000年代後半)「Web 2.0」(同)「SNS」(同)「クラウド」(2010年代前半)「ビッグデータ」(同)「スマート○○」(同)「AI/人工知能」(2010年代後半)「仮想現実(VR)」「FinTech」(同)「仮想通貨/暗号通貨」(同)「ブロックチェーン」(同)などがある。
もともと厳密な定義のあった語が商業上の思惑などから拡大解釈されて様々な文脈で使われバズワード化してしまう場合や、バズワードとして広まったものが業界団体などによって明確な定義を与えられる場合もある。「バズワード」という表現やその概念はIT業界以外ではあまり使われないが、それに該当するような現象自体は「女子力」「マイナスイオン」のように頻繁に起きている。
まとめ
バズワードは、一種の流行語のような言葉で、生まれた時には頻繁に使われますが、次々と新しい言葉が生まれているITやWEB業界に携わる人は特に、バズワードそのものの意味、バズワードとされている言葉は知っておくようにしましょう。