広告を「出す場所」は深く考えなければならない。
たとえば、若い人向けのカフェのチラシを置くなら、パチンコ屋よりは、大学などに置かせてもらうほうが、ずっと効果が高いだろう。
こういった一工夫で、広告の効果が何倍に、ひょっとすると何十倍の違いを生み出す。
これはつまり、広告を「どこに出すか」という戦略だ。
今回は、喫煙所専用広告の事例とともに、「広告のターゲット戦略」についても初心者向けに分かりやすく解説していこう。
喫煙所専用広告
「喫煙所専用広告」というサービスがある。
喫煙所でタバコを吸う人は「数分間確実に休憩すること」や「何度も喫煙所に来ること」を逆手にとって、動画で広告を出そう、という事業だ。
2022年現在、喫煙者は年々減りつつあるが、それでも依然として多い。厚生省のデータによると、令和元年時点での喫煙者の割合は、男性は27.1%、女性は7.6%が喫煙者だ。これを2022年の人口に当てはめれば、男性で約1650万人、女性で約490万人の喫煙者がいる計算になる。
注目したいのは、この広告が「タバコを吸う」「ビジネスマン」をターゲットすることに成功していることだ。
禁煙グッズや、新しいタバコの広告を出すには、うってつけだろう。
もっとターゲットを狭くして、パチンコ屋の喫煙ルーム専用広告なんてのもある。
タクシーの広告も、それに近い性質がある。
高い年齢層をターゲットにしやすい。
場所1つで、広告の成果に大きな違いが生まれる。
では、どこに、 どんな広告を出せば良いのだろうか?
広告を、どこに出すか?
場所を考える方法は、さほど難しくない。
簡単であるが、次の選択肢を、埋めていただきたい。
それだけで、広告のターゲットを、ざっくり決められる。
<広告の設計シート>
・お店に来て欲しいのは、男性か・女性か?
・何歳くらいの客に来て欲しいか?
・上2つで選んだ、性別&年齢の客が、良く訪れる場所はどこか?
たとえば、こんな具合だ。
・お店に来て欲しいのは、男性か・女性か?
⇒女性
・何歳くらいの客に来て欲しいか?
⇒20歳
・上2つで選んだ、性別&年齢の客が、良く訪れる場所はどこか?
⇒おしゃれなカフェ
広告を出す場所が決まれば、あとはその場所に、「広告を置かせてくれないか」とお願いしに行くだけ。
意外と手間はかからない。
世の中には、広告用スペースを貸し出している店舗もある。
そういった店舗をまとめたサービスもあるので、有効に活用していこう。
「どこに出すか」だけで広告の成果は大きく変わる。
難しく考えず、誰に見て欲しいかを追求していこう。