ポンタが街にやってきた!リアルタイムでコミュニケーションできる屋外広告にも注目

ポンタが街にやってきた!リアルタイムでコミュニケーションできる屋外広告にも注目 画像元:https://mobile.twitter.com/Ponta/status/1451111174200643584/photo/1

2021年10月21日(木)、東京都は新宿と池袋の大型ビジョンに、Pontaポイントでおなじみのポンタが登場した。

注目したいのは、ポンタが通行人とリアルタイムでコミュニケーションする「ライブ配信」であることだ。

今回はPontaポイントを運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングと株式会社電通が協力して実施された「ポンタが街にやってきた」キャンペーンについてご紹介しよう。

日本初のデジタルサイネージ×ライブ配信

まずは実際に、ポンタが手を振ってコミュニケーションしている様子をご覧いただきたい。

表情が豊かで、手の動きも表現されているのが驚きだ。もっと見たい人は、Twitterで「#ポンタが街にやってきた」で検索してみよう。

気になるのが、本当に「リアルタイム」なのか、という点だ。これについては、言葉通り「リアルタイム」でコミュニケーションをしている。

この技術は株式会社電通と株式会社エジェが開発・運用している「キャラトーカー」を利用している。カメラの映像からフェイストラッキングで演者の動きを読み取り、3Dアニメーションに変換、即座にデジタルサイネージに表示している。

キャラトーカー | 株式会社eje
キャラトーカー | 株式会社eje
キャラトーカーとは3DCGキャラクターで双方向に対話ができるデジタルサイネージアバターアプリです。東京モーターショーでは …
www.eje-c.com

おそらく、デジタルサイネージの近くに通行人の様子を確認できるカメラが設置されており、演者はそれを見ながら通行人とコミュニケーションをとっているのだと思われる。まさに最先端だ。

iPhoneで「キャラトーカー」無料体験版も

今回のキャンペーンで使われた「キャラトーカー」については、AppleStoreで無料体験版が公開されている。(2022年4月28日現在)

操作も簡単で、すぐに3Dアバターを動かせる。フェイストラッキングの精度や、表情の豊かさをぜひご体験いただきたい。

‎キャラトーカー
‎キャラトーカー
‎キャラトーカーは、フェイストラッキングで、誰もが可愛らしいキャラクターになって表情豊かなコミュニケーションができる、3Dアヴァターアプリです。
apps.apple.com

今後、3Dアバターを使ったコミュニケーションはさらに発展していくだろう。「#ポンタが街にやってきた」のようなデジタルサイネージだけでなく、オンライン会議や商品販売のプレゼンテーターとしても活用が期待される。

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記事を書いた人
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ガクマーケティング代表、olbb株式会社 取締役。元公務員のフリーライターです。公務員時代は道路を作っていましたが、ふと始めたブログが面白くてマーケティング事業会社に転職。その後ライターとして独立し、コンテンツディレクターや、メディアの新規立ち上げのコンサルもしています。

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