- 【活用事例1】荷物預かりとして活用
- 【活用事例2】空き駐車場をレンタル駐車場として活用
- 【活用事例3】ゴーストレストランの展開
- 【活用事例4】ワークスペースとして活用
- 【活用事例5】喫煙スペースとして活用
- 【活用事例6】ランニングステーションとして活用
- 【活用事例7】ポップアップストアとして活用
- 【活用事例8】婚活パーティーとして活用
- 【活用事例9】撮影用のスタジオとして活用
- 【活用事例10】会議室として活用
- 【活用事例11】お料理教室として活用
- 【活用事例12】結婚式の二次会として活用
- 【活用事例13】コインランドリーとして活用
- 【活用事例14】マンガコーナー設置活用
- 【活用事例15】異業種交流会の開催
- 【活用事例16】冷凍自動販売機の設置活用
- 【活用事例17】飲食店メニュー表の空きスペースを広告出稿枠に活用
- 【活用事例18】テイクアウトの袋の空きスペースをチラシ同梱として活用
飲食店が四六時中活用されているとも限らない。
飲食店としてオープンしている店舗の傍らの空きスペースが目立つ店舗もある。
最近では、飲食店の空きスペースを活用し、新たな収入を得ている店舗が増えてきている。
飲食店の空きスペースを活用している事例をいくつかご紹介したい。
【活用事例1】荷物預かりとして活用
観光や仕事でその地を訪問した人の荷物を預かるサービスを飲食店で展開している。
ecbo cloakは店舗の空きスペースを荷物置き場として貸し出すサービスとなっており、コインロッカー難民の多くを救っている。
展開店舗はラーメン屋やカフェなどさまざま。
スマホで簡単に荷物を預けられる店舗が探せる便利さも人気の理由となっている。
【活用事例2】空き駐車場をレンタル駐車場として活用
飲食店の空き駐車場を一般の駐車スペースとして貸し出すサービスもある。
コロナ禍で車移動が増えている中、駐車場を探して街を彷徨う人も多く見られるようになった。
「特P」というサービスは、無料で登録することで飲食店の定休日や営業していない時間帯だけ駐車場を貸し出すことが可能。
飲食店は駐車場の貸し出しで副収入が得られる。
【活用事例3】ゴーストレストランの展開
店舗を持たずして、間借りで調理をし、オンラインデリバリーのみで注文を受け付けるサービスを提供する“ゴーストレストラン”。
リスクとコストを下げた新たな飲食店のスタイルとして注目を集めている。
飲食店が使っていない時間帯の調理場を活用し、店舗を展開することでゴーストレストランの開業が可能となる。
【活用事例4】ワークスペースとして活用
飲食店をWeb会議のスペースや、リモートワークなどのワークスペースとして活用する人も増えている。
飲食店によっては独自でスペースの貸し出しを行っている所もある。
飲食店のアイドルタイムをワークスペースとして提供する「ワークスルー」のサービスは、現在サービスは中止となっているが、サブスクで契約先の約80箇所ものスペースをワークスペースとして利用ができるものだった。
海外のRANDOMも同様のサービスとして人気を集めている。
【活用事例5】喫煙スペースとして活用
ほとんどの飲食店が禁煙となりはじめ、喫煙者がいる会食などは会場の近くや店内で喫煙できるかどうかが入店基準になりつつある。
飲食店の空きスペースを喫煙所とすることで、顧客の店選びの選択肢に入りやすくなるメリットがある。
喫煙スペースは小さなスペースを活用して設置できるものの、決まりに従った設置法をしないと違法になることがあるので注意が必要。
【活用事例6】ランニングステーションとして活用
飲食店がオープンしていない時間帯に、ランナーたちが荷物を預けたり着替えができるスペースとしてスペースを貸し出している事例がある。
魚民や目利きの銀二を展開している株式会社モンテローザは“マラソン大会応援隊”を立ち上げ、全国各地のマラソン大会会場近隣店舗で昼営業の実施と荷物置場、着替えスペースとして店舗を貸し出している。
打ち上げ幹事をサポートする宴会プランも用意し、ランニングを通した交流のサポートも実施。
【活用事例7】ポップアップストアとして活用
空きスペースを借りて期間限定で運営される店舗や展示会のことを「ポップアップストア」と言う。
ポップストアの出店の目的には、「売上げ獲得」「認知拡大」「テストマーケティング」「コミュニティ形成」がある。目的に応じて展開場所の選定や方法が選ばれる。
飲食店では視認性が高く多くの人が足を運びやすい路面店の空きスペースや、店舗の空き時間がポップアップストアに活用されることがある。
テスト的に、イベント的にショップの展開を期待している人は、空きスペースをレンタルすることもおすすめ。
【活用事例8】婚活パーティーとして活用
出会いの場として注目を集めている婚活パーティーは、都会に限らず各地で開催されている。
堅苦しい空間ではなくおしゃれでカジュアルな空間で、食事や飲み物を手にすることでより異性との会話も弾む。
カフェやバーなども、婚活パーティーとして利用されるケースが多く、特に客足の少ない昼間のアイドルタイムにはぴったり。
食事や飲み物を提供することで、飲食店自体の売り上げにもつながるのでおすすめ。
【活用事例9】撮影用のスタジオとして活用
サイトやパンフレット用におしゃれな写真を撮影したい時や、YouTubeに載せるための動画を撮影したい時などは、できるだけ本格的な雰囲気の飲食店を利用したいもの。
飲食店の一角や空き時間を使って、スタジオとして貸し出しているケースもある。
カフェシーンの撮影、お料理動画の撮影、著名人の厳かな雰囲気でのインタビュー撮影など、用途に応じた使い方で飲食店を選んでみるといいかも。
【活用事例10】会議室として活用
最近ではオフィスや事務所を持たない会社も増えつつある。そんな中でも、落ち着いた雰囲気で会議に参加せざるを得ない時もあるだろう。
レトロな雰囲気とこだわりのブレンドコーヒーが人気の喫茶店「喫茶店ルノアール」は、少数人~大人数で利用できる貸会議室を展開。
ビジネス会議やセミナー、講演会などで利用できる会議室を首都圏に22店舗も用意している。
ホワイトボードやプロジェクターも有料で借りられるので、オフィスを飛び出して気分転換しながら仕事を進めるのにも快適。
【活用事例11】お料理教室として活用
お料理教室をする場合には、広いスペースと充実したキッチンアイテムが揃っていて欲しいもの。
飲食店にはすべてが充実して揃っているため、空き時間を活用してお料理教室主催者に貸し出しているケースも。
空きスペースでの活用は難しいですが、アイドルタイムや休業日に活用できる新たな活用法。
【活用事例12】結婚式の二次会として活用
結婚式の二次会は、式とは異なるフランクかつ和気藹々と楽しめる雰囲気が特徴。
飲食店を貸し切って開催するケースは多く、大人数が参加することで、飲食店の開店時よりも大きな収益が見込めることも。
飲食やサービスなど、結婚式にマッチする内容のものを用意することで、より結婚式の二次会にも使ってもらいやすいものになるだろう。
【活用事例13】コインランドリーとして活用
最近では、コインランドリーとカフェが併設した「ランドリーカフェ」が話題に。
お洗濯を待つ間、ゆっくりとコーヒーが楽しめるのが魅力で、おしゃれな雰囲気でゆったり過ごせるような空間づくりも工夫されている。
カフェのみの利用ももちろんOK。女性一人でも入りやすい。
お洗濯を待つ時間を無駄にしない工夫が、忙しく休まる時間のない主婦などにとっては人気となっている。
【活用事例14】マンガコーナー設置活用
飲食店の空きスペースを活用して、マンガコーナーを設置する方法もある。
長時間顧客が滞在しても問題ない場合であることが前提だが、マンガを楽しみにリピーターになってくれる顧客もいるはず。マンガがあるから立ち寄ろう、と思う顧客もいるはずだ。
マンガを一式すべて揃えることはかなりのコストがかかるので、マンガを一式レンタルできるサービスも出てきている。
ちょっとしたスペースを使い、お客様に喜んでもらえる施策がとれるのはマンガコーナー設置のメリットともいえる。
【活用事例15】異業種交流会の開催
カフェなどの空きスペースを活用した、異業種交流会を開催する方法もある。
はじめましてが集まるイベントを定期的に開催し、人とのつながりを作る。
空きスペースのある店舗はスペースを有効活用してもらえるメリットがあり、参加者はローコストで交流会に参加できる。
徐々にコロナも収束し、対面でのコミュニケーションが増えてきている昨今ではさらにニーズが高まると考えられる。
【活用事例16】冷凍自動販売機の設置活用
ラーメンやイタリアン、もんじゃ焼きなど、さまざまな料理が冷凍自販機で売られるのを見かけるようになった。
顧客は気に入った店舗の商品をお土産に自宅に買って帰ることができる。
大手フランチャイズの松屋フーズも、牛めしの具やカレーなどを冷凍自動販売機で販売するスタイルを各店舗の前で展開。店舗集客による収入と、自動販売機購入による収入の両方を実現している。
商品はバイトでも補充できるので、24時間いつでも販売できる点も特徴となっている。
冷凍ラーメン自動販売機の需要もますます伸びそう!
【活用事例17】飲食店メニュー表の空きスペースを広告出稿枠に活用
飲食店に行くと必ずあるメニュー表。メニューの変更やシーズンによっては、メニューに穴ができることもしばしば。
メニュー表の空きスペースにも広告出稿ができるメニューがある。
関東では特にメジャーな喫茶店ルノアール(田町三田口駅前店)では、店舗客席に設置の全ブックメニューの最終ページに広告を挟み込むことができる。
メニュー表を読むそのままの自然の流れで広告にアプローチできる点では、顧客へのタッチポイントとしても効果的。
【活用事例18】テイクアウトの袋の空きスペースをチラシ同梱として活用
コロナの影響でテイクアウトやデリバリーで食事を頼む人が増えた。
お弁当などを入れている袋のスペースでさえ有効に使う方法として、チラシが同梱できるサービスがある。
MACHISUPEでは、ウーバーイーツや出前館でデリバリーするフードの袋に、チラシ同梱できるメニューを展開している。
必ずお客様の手に届くものになるので、接触率が高い点が特徴。