韓国で話題になっている応援広告(センイル広告)。
応援広告は、ファン自らがお金を出して、推しのアイドルを応援する広告を出稿するもの。
誕生日やデビューを祝うものなどイベントに合わせた出稿も多く、韓国では街頭ビジョンや交通広告がたくさんの応援広告でにぎわうことも。
そんな応援広告が、日本でも徐々に出稿できるようになりつつあることはあまり知られていない。
日本で応援広告を出す方法とは
日本で応援広告を出稿する方法は、一般的な広告物を掲出する方法とほとんど変わりはない。
- 広告枠を扱う代理店へお問い合わせ
- 媒体申し込みとお支払いの完了
- 広告デザインの作成
- 広告審査
- 広告の掲出
人気の広告枠は、埋まらないうちに早めにお支払いと確保を済ますことがおすすめ。
また、広告掲出には細かい審査などもあるため、デザイン制作から媒体とのやり取りまで一貫して依頼できる広告代理店に相談することが望ましい。
広告枠によっては代理店経由しか販売してくれないものもある。
最近では、日本での応援広告出稿専門の代理店も増えてきているので、相談してみよう。
日本で応援広告が出せる場所
日本でも応援広告が出せる場所が増えてきている。
特にインパクトのある街頭ビジョンだと、「東京-ユニカビジョン」「大阪-トンボリステーション」「福岡-博多シティビジョン」「北海道-札幌駅前ビジョン」「愛知-栄ICAビジョン」など、ひと通りの多い箇所での出稿が可能になってきている。
その他、駅中のポスター広告やデジタルサイネージなどの交通広告なども。
まだまだ日本では相談できる枠は少ないが、今後はもっとニッチな場所でも増えてくることが期待できる。
制約がある中で応援広告が出せる日本アーティスト
日本では、権利者やユーザーが著作権や肖像権を厳格にとらえがちであることから、まだなかなか応援広告が韓国ほど浸透していないのが現実である。
アーティストも同様で、応援広告が許可されているアイドルは非常に少ない。
現在の日本では、
・JOI
・INI
・BE:FIRST
・LDH所属のアーティスト
が許可されている。
まだ自分の推しが応援広告の許可が出ていないと、涙をのんでいるファンも多くいるはず。
応援広告の出稿を前向きに考えている人は、専門代理店に問い合わせをしたり、事前に知っておくべき決まりなどを下調べしておくと、本格的に出稿をする時にはスムーズかもしれない。