巨大猫の正体は…
突如、新宿駅東口に現れた歩行者を見下ろす巨大猫が世界で話題になっている。
これは「クロス新宿ビジョン」という150㎡超級では国内唯一、4K相当画質の大型街頭ビジョンだ。
通常放映の合間に、2021年7月12日から3D映像のデモンストレーションとして3D巨大猫が登場する。
試験放送が始まり、早くもこの3D巨大猫がSNSなどで大反響、世界中から注目されている。
世界の反応
米ABCニュースの公式Twitterは猫Cat(キャット)とゴジラGozillaを組み合わせて「Cat-Zilla(キャジラ)」と命名した。
英ロイター通信でも「東京の繁華街の一角にリアルな猫の3Dの巨大看板が設置され、人だかりができている」と報道し、「見に行きたい!」「ほかの広告もこのようになってほしい。」などのコメントが相次いでいた。
映画「バックトゥザフューチャー2」の中で、マーティがジョーズ19の広告のだったホログラムの巨大鮫に食べられそうになったシーンを思い出した人々も多くいたようだ。
あのシーンはマーティがいかに遠い未来へ訪れたのかを表すためのもだった。
日本では映画が1989年(平成1年)に公開されたものであり、当時、想像だったものが、令和3年には想像をはるかに超える鮮明さをもって実現した。
新たな東京のシンボルに
企画したクロススペース社は、「今後も新宿駅東口駅前広場のアイコンとして愛され、いずれ渋谷のハチ公像とならぶ待ち合わせのメッカとなるよう各種の試みを打ち出したい」と意気込んでいる。
日本中・世界中からの評判を受け、当初の予定よりも露出回数を増やし、公式Twitterで放映時間を公開するなど、猫待ちの混雑を避ける工夫もなされている。