川崎競馬場の夜空を彩った日本初のドローンショー広告

川崎競馬場の夜空を彩った日本初のドローンショー広告 画像元:https://twitter.com/KenDoi8/status/1497155801613365252/photo/1

個人の娯楽からビジネスシーンに至るまであらゆる方面で活用されている無人航空機・ドローン。近年はドローンを使って夜空を広告媒体とする試みがなされているのをご存じだろうか。

今回は川崎競馬場(神奈川県川崎市)で行われた、ドローンショーと広告の日本初となるコラボレーションイベントの様子をご紹介する。

夜空を彩った企業広告

2022年2月25日夜、川崎競馬場でドローンショーと広告のコラボレーションイベントが開催された。

これは、ドローンが放つ光を利用して夜空に広告を映し出すもの。当日は川崎競馬場の上空100kmを300機のドローンが飛び交い、広告主の企業ロゴやQRコード、キャンペーン用のハッシュタグなどが鮮やかに描かれた。

中でもショーの目玉となったのは、ドローンによって夜空に表示されたQRコード。日本国内では初の試みだという。

上空に映し出された広告は数km先からも眺められたといい、ドローンショー広告が秘める広告媒体としての可能性を広く知らしめる結果となったのではないだろうか。

上海ではドローンショーが定着

じつは、中国・上海ではすでにドローンショーが屋外イベントとして定着し、企業のプロモーション活動に活用されている。

2021年4月には、韓国の自動車メーカー「ヒュンダイ」の高級車部門「ジェネシス」の中国進出にあたって3281機のドローンによるショーが開催され、夜空にジェネシスのロゴや車種などが映し出された。

画像元:https://www.facebook.com/Daa-Drone-show-102658322082811/

空を広告メディアとして活用する最大のメリットは、集客が不要な点にある。遠く離れた場所からも視認できるドローンショー広告は、巨大なデジタルOOHとしての可能性を無限に秘めているといえるだろう。

「空きスペース」を「広告収入」に!

マチスペ(MACHISUPE)「空きスペース」を「広告枠」に
マチスペ(MACHISUPE)
マチスペは、店舗・商業施設・イベント会場などのちょっとした「空きスペース」を「広告枠」として手軽に貸し出して広告収入が得られるサービスです。
machisupe.com
記事を書いた人
komahiro0606
書籍の編集プロダクション勤務を経て独立。旅行好きのライター。国内外を問わず、あらゆる情報を収集し、独自の切り口で記事を執筆。生活に役立つ情報から経済、歴史、雑学までその領域は幅広い。

「その他」 の記事

その他
人気Youtuber 「ヘラヘラ三銃士」センルイ広告
面白い広告

人気Youtuber 「ヘラヘラ三銃士」センルイ広告

韓国系のネタを中心に”女子のリアル”を赤裸々トーク。ディープな内容で若者人気Youtuber チャンネル登録者数約150万人もの人気Youtuber。2018年夏にYouTubeに現れた美女3人組“ヘラヘ...
屋外広告もNFT化誰もが広告主になり得る時代に…?
国内の広告

屋外広告もNFT化誰もが広告主になり得る時代に…?

近年、NFT化がより注目されるようになってきた。 全てがデジタル上で完結できるような世の中に近づくにつれ、さまざまなイベントや身近なものがNFTに絡められてきているということは否めない。 デジタルのコンテンツを数量限...
「メアド教えて!」ガラケーを代表するiモード・FOMAドコモ歴代400台総登場 WebCM
その他

「メアド教えて!」ガラケーを代表するiモード・FOMAドコモ歴代400台総登場 WebCM

NTTドコモが2026年3月にiモードとFOMAのサービスを終了 歴代の400台以上のガラケーが登場し、iモード全盛期のあるあるやトレンドを盛り込みながら、当時のガラケー視点でガラケーが人と人とを繋いだ思い出を振り返...