「●●な症状があったら、すぐに病院へ」と言われると、人間、行動してしまうものである。
「まだ大丈夫だろう」と高をくくっていた人も、あっという間に自分事にしてしまう魔法の言葉だ。
今回は、そんな魔法の言葉を活用した広告をご紹介しよう。株式会社TWOが実施した「#疲れが見えたら重炭酸」というキャンペーンだ。
疲れが見える?
早速だが、コチラの画像を見ていただきたい。「つかれ」が見えるだろうか?
もし「つかれ」が見えたなら、あなたは隠れ疲労状態かもしれない。そんなときは、重炭酸入浴剤を入れた風呂でゆっくりリフレッシュしてみよう。
というのが、株式会社TWOが実施した中性重炭酸入浴剤ブランド「BARTH」をプロモーションする広告だ。2021年11月29日(月)~ 12月13日(月)に、渋谷駅とその付近で掲載された。
クイズ&Twitterキャンペーンも同時開催
同時期、クイズとTwitterキャンペーンも開催された。こちらも面白いキャンペーンなので、ぜひ紹介させていただきたい。
「この画像に隠れている『つかれ』の文字が何個か?」というクイズに、Twitterで解答する。抽選で合計1,000名にプレゼントが当たるというもの。
キャンペーンの応募期間は終了しているが、クイズは今でも挑戦できる。先ほどの画像とは違う問題で、まだまだ楽しめる。ぜひチャレンジしてみていただきたい。
広告で問題意識を顕在化しよう
「#疲れが見えたら重炭酸」の広告では、問題意識を顕在化させることも重きを置いているように感じる。
冒頭でも話したように「●●な症状があったら、すぐに病院へ」などと言われると、人間、行動してしまうものである。なんとなくダルい……そんな小さなストレスを、「疲れている」という明確な問題意識にするのだ。
ストレス・問題意識は人間の行動を強く促す。広告作成の参考にしていきたい。