テレワーク用個室も広告媒体に!生活空間との接点づくりが認知の鍵

テレワーク用個室も広告媒体に!生活空間との接点づくりが認知の鍵 画像元:https://www.instabase.jp/space/9824872700

コロナ禍になりテレワークが浸透し始め、駅構内やビルの一角などあらゆる所にテレワーク用個室ができ始めた。

今となっては大して気にならないが、出はじめた当初は「どうやって使うものなのか」とそわそわしていたことも記憶に新しい。

ドリンクの「ミロ」を展開するネスレ日本は、生活にすっかりと馴染んでいるテレワーク用個室でプロモーションを開始する。

ミロ鉄分お助けテレキューブ

【画像参照】https://www.advertimes.com/20220729/article391502/

ネスレ西日本と、テレワーク用個室を展開するテレキューブは、個室型ワークブース「ミロ鉄分お助けテレキューブ」を新丸の内ビルディング地下1階にオープンする。

8月8日~9月2日までの期間限定で、料金は30分ごとに1188円。

ブース内では、ワークブースとして仕事やオンライン会議ができることはもちろん、鉄分の摂取量がわかる啓発コンテンツへの同線も用意している。

回答者には「ネスレ ミロオリジナルスティック」を1箱プレゼント。

慌ただしく生活している人は特に意識が薄くなりがちな、鉄分の必要性を気づくきっかけとなり、健康の意識づけをしてくれる優しさあふれるブースだ。

私もそうだが、女性は気づかぬうちに貧血に陥ってしまっていることもあるので、テレワークをしながら鉄分チェックを知ってみるのもいいだろう。

生活空間に接点をつくるプロモーション

【画像参照】https://www.nestle.co.jp/media/pressreleases/20211018_milo

ネスレ日本は、同じく「ミロ」のプロモーションで2020年にキッチンカーを走らせた。

有楽町と渋谷の2か所で、「ミロ 鉄分お助け隊」として“鉄”の摂取を啓発し、栄養アドバイスや特別アレンジメニューを販売した。

【画像参照】https://torso-jack.com/milo-vendingmachine/

2022年の春には、3月6日の「ミロの日」に合わせて、ミロとマグカップのセットが購入できる「ミロ鉄分お助け自販機」を原宿に設置。

自販機では「鉄不足チェック」がその場でできる仕組みに。

インパクトある存在感の自動販売機の設置で、ミロのブランディングを成功させた。

ネスレ西日本は、より人々の生活空間に接点を作るかたちでプロモーションをし続けている。

テレワーク用個室のプロモーションは他にも・・・

テレワーク用個室を展開しているテレキューブは、個室設置の事業だけではなく、個室内の室内広告や外部広告などの空間を広告媒体としても売り出している。

【SMBC日興証券】

テレキューブを利用するお客様を中心に、電話や WEB を通した防音性能に優れた個室スペースでの金融商品に関する情報提供をおこなう、実証実験を実施。

外壁面にも、より認知の行き届くようなSMBC日興証券の装飾を施した。

【CHILL OUT】

リラクゼーションドリンクブランドで知られる「CHILL OUT」をコラボさせた、「CHILL CUBE」という休憩専用ブースを設置。

CILL OUTの訴求だけではなく森林浴気分が味わえるリラクゼーション空間を展開した。

広告媒体としての活用検討|テレキューブサービス
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記事を書いた人
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