仕事終わりの金曜日などに、足を運びたくなる居酒屋。
美味しい酒と美味しいご飯が味わえる居酒屋だが、店内にはたくさんの広告が隠れている。
居酒屋にある、さまざまな広告枠をご紹介していきたい。
店舗の入り口や壁のポスター
一番目にしやすい広告に、居酒屋の出入り口やガラス窓に貼られているポスター広告がある。
お酒の広告ポスターが多く貼られているイメージで、入り口で目にするとすっかり気分も飲酒モードに入り、広告で見た種類のお酒をオーダーしてしまいがちに。
大きく分かりやすい位置に貼り出されているので、視認性が高い広告枠の一つ。
テイクアウト用の袋へのチラシ同梱
最近では家飲みにも適した居酒屋メニューがテイクアウトできるお店も増えてきている。
居酒屋メニューをテイクアウトする時に、袋にチラシを一緒に同梱できる広告メニューがある。
フードは必ず袋から取り出して食べるので、同梱チラシも消費者の手に渡りやすいのが特徴。
クーポンや割引券などをつけておくことで、利用率もアップしそう。
メニュー表の中
数々のメニューが並ぶ居酒屋のメニュー表の中に広告枠を設けて広告出稿できるケースも。
フードやドリンクを選ぶ際に必ず目を通すメニュー表内の広告は、見つけてもらいやすい特徴がある。
さりげなくアプローチできる広告枠のひとつ。
レシート広告
会計後のレシートの下部分に広告出稿ができるケースも。
コンビニなどではよく見かけるが、居酒屋などのレシートにも効果的。
特に大人数で来店した場合は、後からお金を清算することもあるのでレシート自体を持って帰ってもらいやすい。退店時にしっかりとアプローチできる広告枠。
割りばし広告
プラスチック製の箸を用意している店もあるが、ほとんどの居酒屋が割りばしを提供していることが多い。
割りばしの入っている紙の袋は、飲み会の開始から終了までテーブルの上に残っているものなので、広告枠としての活用にも効果的。
折り曲げて箸置きにする人も見受けられるが、最後まで捨てられにくいというメリットがある。
おしぼり広告
テーブルについてまず手をふく時に使うおしぼり。おしぼりの入っている袋も広告枠として活用できる。
使い捨てではあるが、酔いが回る前のタイミングで手にするツールになるので広告としてアプローチがしやすい。
レジ横のPOP
会計時に立ち寄るレジ横にPOPが設置できるケースもある。
カラオケのクーポン券などが置いてあるのを見たことがある人も多いはずだが、つい手に取って「二次会はカラオケ!」と提案したくなる気持ちを高める。
会計時に必ず足を止める場所になるので、広告枠としてもおすすめの場所。
協賛品のサンプリングやオリジナルメニュー
時々、メーカーとコラボしてプロモーションを行っているケースもある。
期間限定コラボメニューを開発したり、新商品のウコンの力をサンプリングしたりなど方法はさまざま。
居酒屋や居酒屋メニューと親和性のあるコラボは覚えてもらいやすく、斬新なアイデアであればSNSなどで拡散されることも期待できる。
マスク広告
コロナにより居酒屋の店員もマスクの着用が必須となった昨今、マスクにシールを貼り広告として認知を広める手法も見られる。
マスクやフェイスシールドに居酒屋のロゴや合言葉が印字されている既製品も存在する。
多くのお客様と顔を合わせる店員のマスクを広告枠として使うケースが多い。
一方で、大阪では「アドノマスク」と呼び、キャラクター・店名入りの広告入りのシールをマスクに貼り、PRに協力するお客様に居酒屋でワンドリンクサービスするなどのキャンペーンを展開。
お客様を巻き込むマスク広告の活用手法も見られた。
トイレ内の壁のポスター
長時間滞在する居酒屋ではトイレにも足を運びがち。
トイレの中の壁も広告枠として活用されやすい。
比較的長時間個室にこもることになるので、読んでもらいやすく、記憶に残りやすい特徴がある。
「ピースボードの世界一周」のポスターが貼られていることが多いが、その他にも系列店の紹介などのポスターが貼られているのもよく見かける。
靴箱の空きスペース
座敷タイプの居酒屋には脱いだ靴をしまう靴箱がある。
靴箱の扉の表面の小さなスペースに広告を出すことができる。
靴を脱いで上がる居酒屋では必ず通る空間になるので、入店と退店の二回アプローチできる点もポイント。
階段下のスペース
2階3階と座席スペースが分かれている居酒屋では、階段を上って移動をする。
その階段の下のスペースに広告出稿ができるメニューがある。
上から見ると分かりづらいが、登る時に下から見るとより視認性が高く、インパクトがある広告枠。駅の階段などでは広告枠としての活用事例も多くある。