車に掲載する広告といえば、バスやタクシーなどの公共交通機関がメジャーだ。
ところが、最近は「一般車両にも広告を出せる」ことをご存じだろうか。
今回は、一般ドライバーの自家用車に広告を掲載できる「マイカースポンサー」をご紹介しよう。
マイカースポンサーとは?
株式会社マイクロウェーブが運営しているサービスで、マイカースポンサーに登録したドライバーが自家用車のリアガラス(車の後ろにある窓ガラス)に、広告ステッカー貼って街中を走り宣伝する。
一般車両だから、今までの公共交通機関では入れなかったスーパーや職場の駐車場まで、様々な場所にアプローチできるのが魅力だ。
金額は掲載台数や掲載期間にもよって異なるが、およそ30万円〜となっている。
バスに広告を掲載する場合と比較してみると、少し高額あるいは同程度の単価感だ。(掲載台数などによって大きく異なるので、単純な比較はできない)
ドライバーのフィルターによる効果向上が見込める
マイカースポンサーの面白い点が、運転手にフィルターをかけられる点だ。
例えば、職業:専業主婦、年齢:30歳、車種:ワゴン車などと指定すれば、だいたい家族構成3〜4人の女性ドライバーに当たるだろう。
送り迎えなどで学校の駐車場に駐める機会が多いだろうから、こども向け商品の広告に……なんてターゲティングが可能なのだ。
「そんなに細かくフィルターをかけられるの?」と心配に思うかもしれないが、マイカースポンサーのドライバーとして登録するには、名前・週間運転頻度・性別・年齢・職業・車の色・車種・運転する時間帯……など非常に細かい情報の入力が必須となっている。細かいフィルタリングも十分可能だ。
免許証の色でフィルターをかけることもでき、安全運転のゴールド免許ユーザーだけに出稿すれば、事故によるイメージダウンを避けることも可能だ。
車に貼り付けるステッカーのサイズは、10cm四方の小さいサイズから、最大A4サイズまで用意されている。
マイカースポンサー公式サイトから無料で資料をダウンロードできるので、気になる方はぜひご覧いただきたい。