メタバース上に出現!Nikeが手掛ける初の没入型3D空間広告

メタバース上に出現!Nikeが手掛ける初の没入型3D空間広告 画像元:https://news.nike.com/news/five-things-to-know-roblox

オンラインプラットフォーム Roblox(ロブロックス)内に没入型3D空間 NIKELAND(ナイキランド)をオープン

メタバース上に突如出現したこの空間では、3Dアバターを操作して様々なアクティビティを楽しんだり、Nikeのアイテムを着用することができ、ユーザーに新たな体験が提供されている。

オンラインプラットフォームRobloxは、ユーザーが自ら自由にゲームを作成したり、他のユーザーが作ったコンテンツをプレイすることができるオンラインゲーミングプラットフォームだ。無料でプレイできることから、アメリカやヨーロッパ、アジアを中心に多くのユーザー数を獲得しており、現在は毎日約4,300万人が利用していると報じられている。

画像元:https://news.nike.com/news/five-things-to-know-roblox

NIKELANDは、アメリカ・オレゴン州ビーバートンにあるNikeの本社 Nike World Headquarters(WHQ)を元に設計されていて、敷地内にはバスケットボールコートやテニスコート・フットボールフィールド・陸上競技用のトラックなどが3Dで再現されている。

また、ツールキットを利用すれば、お気に入りのスポーツをミキシングしてオリジナルのミニゲームを作ることも可能。さらNIKELAND内にあるデジタルショールームでは、Nikeのフットウェアやアパレルなどのアイテムが購入出来、アバターはこれらのギアを身につけることで、身体能力がアップする仕組みだ。

消費者が仮想空間内でゲーム・ショッピング体験ができるマーケティングキャンペーン

画像元:https://news.nike.com/news/five-things-to-know-roblox

Nikeはまだ独自のNFTを作成していないが、いくつかの商標出願を行い、仮想ブランドのスニーカーとアパレル販売する意向を示した。

「Web3時代のリーダーであり続けたいというナイキの願望を示している」とも言われている。

画像元:https://news.nike.com/news/five-things-to-know-roblox

メタバースはファッションブランドの将来の成長にとって魅力的なスペースであり、10代・20代をターゲットとするブランドは、消費者が慣れ親しんでいるメタバースでのゲームやショッピングを通じてブランド体験する機会を増やしている。投資銀行会社モルガンスタンレーによると、メタバースゲームとNFTは2030年までに高級品市場の10%を占めると予測されている。

「空きスペース」を「広告収入」に!

マチスペ(MACHISUPE)「空きスペース」を「広告枠」に
マチスペ(MACHISUPE)
マチスペは、店舗・商業施設・イベント会場などのちょっとした「空きスペース」を「広告枠」として手軽に貸し出して広告収入が得られるサービスです。
machisupe.com
記事を書いた人
kobayashi-misaki
新卒でCM制作会社に就職するものの、撮影現場でテキパキ動けず、生粋の酒好きを生かし打ち上げ担当に。。広告業界で、転職を何度か繰り返し現在に至る。昭和酒場ラブ。マイブームはサウナと筋トレ

「面白い広告」 の記事

面白い広告
「記憶に残った広告」プロ野球中継 vs パワプロ…?
国内の広告

「記憶に残った広告」プロ野球中継 vs パワプロ…?

性別や年齢、場所、さらにはハンディキャップの有無を問わないスポーツとしてe-Sportsが注目されている。 今では高校生を対象としたe-Sports甲子園が開催されたり、地方大会や全国大会なども数多く開催されているレ...
思わずお腹が減ってしまう 食品の屋外広告事例
国内の広告

思わずお腹が減ってしまう 食品の屋外広告事例

街を歩いていると見ていてついお腹が空いてしまう広告がある。 消費者の心理にマッチする「場所」と「タイミング」と「クリエイティブ」を工夫しているからこそ、 本当に届けたい相手に伝えたい情報が届く広告になっていると感じる...
サスティナブルを広告に。地球にやさしいOOHが増加中
国内の広告

サスティナブルを広告に。地球にやさしいOOHが増加中

どの企業も積極的にサスティナブルを打ち出す機会が増えた。 今や、脱プラやSDGsなんて言葉が社会活動のベースになりつつある。 そんなサスティナブルな取組みも、注目される広告のひとつとして活用している企業もみられはじめ...