大阪府大阪市東淀川区の銭湯跡地をリノベーション
2018年に廃業してしまった御幸温泉跡地にて、クラフトビール工場をやっている会社「株式会社上方ビール」
元々は銭湯でビール工場を開始しようという目的ではなく、場所を探しており不動産屋さんが、たまたま銭湯跡地を紹介してくれた事がきっかけらしい。
元”男湯”にビールの醸造設備を設置し、そこで造ったビールを、銭湯時代の雰囲気をそのまま残した元”女湯”で呑む事ができる。
オリジナル牛乳瓶グラスで味わう上方ビールでしかできない最高の体験ができる。
銭湯跡地の強みとは
もともと、たくさんの人が入れるように設計された銭湯は収容人数が多く、広い空間はビール作りにとても最適だ。また、水道タンクが太く作られているため、水をたくさん使用する酒造りにと相性がよい。そして、数トンもの重さがある金属の重いタンクを並べても、地盤沈下しない立地の強みがある。
自社ブランドの強み、オリジナルビール製造(OEM醸造)の仕組み
●オリジナルビール製造(OEM醸造)可能
お客様の求めるテイストイメージをブリュワリーがヒアリングを行い、そのテイストのイメージからレシピを作製することができる。町おこしの一環としても、地域の様々なお店・企業とタッグを組んでいる。
●自社ブランドビール
常時5種類ほどの自社ブランドビールを製造しており、農家とコラボし、季節の農作物を使用したり様々なテイストにチャレンジしている。同じテイストを作り続けることはなく、季節や食べもとのとマリアージュを考えて製造されている。
また、「Tap Room」という空間で、実際の銭湯の空間を堪能できるように場所貸しも行っている。音楽・個展・写真撮影スポットなど様々な活用方法を展開。