2022年もいろんな出来事があった年だった。多くの広告が、2022年下半期も話題に上がった。
2022年の下半期に話題となった広告を紹介していきたい。
ユニコーンに乗って「#世代差あるある」(2022年7月)
TBSドラマ「ユニコーンに乗って」が東急渋谷駅構内に掲出した大型広告が話題に。
この広告ではドラマを見ている人でも、見ていない人でも楽しめる「世代差あるある」を紹介し共感を生んだ。
ビジネス用語をすぐに理解できないベテランや、「とりあえずビール」が通用しない若者の様子を出演者を用いてコミカルに表現。
若い人世代からベテラン世代まで、見ているだけで新しい発見ができるおもしろい作品になった。
カオナビ マスク広告(2022年8月)
クラウド人材管理システムの「カオナビ」の大型広告が渋谷駅構内に掲出されて話題になった。
「カオナビ」は顔写真で社員の経験や資格、スキルや性格などの情報がひと目で分かるクラウド人材管理ツール。社員の管理や離職防止などに役立てられている。
TVCMでも起用されている香取慎吾さんが大型広告にも登場しているが、広告自体はTVCM前から掲出されていたこともありマスクの人物はいったい誰なのか?とSNS上でも話題になった。
テレビ朝日「君の名は。」新聞広告(2022年10月)
過去にも何度か話題になった新聞広告が10月にも再度話題にあがった。
テレビ朝日系列にて放送される「君の名は。」の告知広告は、デザインが秀逸すぎるという声が多数見られるクリエイティブ。
27面に主人公の瀧くんが描かれ、真裏の28面にはヒロイン三葉の姿。この広告を光に透かすことで瀧くんからの鏡文字のメッセージが浮かぶというもの。
「君の名は。」を一度観た人が、もう一度観たいという気持ちを掻き立てた。
カタカナ3文字だけの電車広告(2022年8月)
東急世田谷線に掲出された「ナウル」と書かれたカタカナ3文字だけの電車広告が話題になった。
ナウル共和国を広告したものでありながら「きれいな海の写真とかじゃないんだw」「シンプルなだけにナウルって何?と調べる人がいそうで効果抜群かも」と好意的な意見が多く寄せられた。
ナウル共和国は世界で3番目に小さな独立国ですが、Twitter上ではおもしろおかしく紹介をしていて、フォロワー数も今や40万人を超えているのだとか。
センイル広告
近年街中で多く見られるようになった応援広告(センイル広告)も2022年下半期は多数話題になった。
VOYZ BOYの木村大河さんのセンイル広告。8月には誕生日に合わせて応援広告が掲出。一目見ようと多くの人が集まる結果に。
INIの藤牧京介さんのお誕生日広告も。
BTSのジンが誕生日を迎えた12月には、国内では東京、大阪、名古屋、福岡などで応援広告が掲出された。東京では新宿のユニカビジョンを使った大規模のものとなった。
2023年以降も、センイル広告の掲出はますます期待できそう。