2022年の上半期がまもなく終了する。
今年の上半期も多くの広告が、広告という役割を果たしながら、我々を楽しませてくれた。
2022年の上半期に話題となった広告を紹介していきたい。
ちゃおちゅ~るトレイン(2022年2月)
ついつい口ずさみたくなる、「ちゅ~るちゅ~るちゃおちゅ~る♪」でお馴染みの、いなば食品株式会社の「CIAOちゅ~る」が、発売10周年を記念しトレインジャックをした広告が話題に。
貴重な2022年2月22日のスーパー猫の日にマッチしたことでも注目を集めた。
車内の中吊り広告からフロア広告、車内ビジョンまで、CIAOちゅ~る一色に染められる絶大なインパクト。
過去のCMに応募・出演した猫ちゃんたちの写真も掲載され、乗車客に癒しの空間を提供した。
My hair is badの巨大看板広告(2022年4月)
ロックバンド「My hair is bad」好きにはたまらない、巨大広告が話題となった。
ストリーミング配信と、ニューアルバムのPRのため、渋谷駅の周辺に巨大な屋外広告がインパクトのある歌詞の一節と共に登場した。
タワーレコード渋谷の正面や半蔵門線渋谷駅の地下コンコースには、タワレコスタッフによる超大型手書きPOP広告も掲出。
ファンの人は喜び、ファン以外の人もインパクトある歌詞にバンドに関心を寄せた人も多かったのではないだろうか。
BOSS×ウマ娘 サンスポ全面広告(2022年5月)
缶コーヒー「BOSS」とゲームの「ウマ娘プリティーダービー」がキャンペーンを展開、その訴求広告としてサンケイスポーツ新聞に掲載された全面広告が話題に。
そもそも、コラボはBOSSの商品開発担当がウマ娘にどっぷりはまっていることが発端。
そのあふれ出る愛や情熱を、なんと1万字手書きで綴ったものが新聞広告になった。
パッと見れば「公式怪文書」にも見えるその広告は、「愛の1万字広告」と称された。
キャンペーンでは、ウマ娘たちが初代から現在に至るまでの歴代ボスジャンを着用したさまざまなオリジナルコラボグッズが登場した。
Tinder NETFLIXコラボ広告(2022年2月)
渋谷エリアに掲出された「Tinder」と「Netflix」のコラボ広告が話題に。
位置情報に基づいてマッチングするマッチングアプリの「Tinder」。
動画配信サービスの「Netflix」では、婚活リアリティ番組「ラブ・イズ・ブラインドJAPAN」の配信。
この両者の魅力を伝えるべく、迫力のあるコピーを広告にして表現した施策が実現した。
両者がお互いのサービスについてけんかしているようなやり取りが、見かける人々から話題を呼んだが、その後互いを称賛するような広告に張り替え仲直りのやり取りに変えるなど15種類もの広告を展開した。
U-20%得スロキャンペーン(2022年3月)
「充レン」(モバイルバッテリーレンタルサービス)のキャンペーンのPRに渋谷駅構内に掲出されたポスター広告が話題を呼んだ。
渋谷109で開催されたイベントでは、「U-20%得スロキャンペーンイベント~回して、充たせ~」を開催。
スマートフォンの充電残量に応じて当選確率が異なり、残量が20%以下であれば、必ず景品が当たるという仕組みに。
赤黄青の目立つ色合いと、Z世代に響くポップなデザインでサービスの認知拡大と、イベント集客を実現した。