ビークル(媒体ビークル)とは、情報の伝達手段、広告におけるコミュニケーションの具体的手段を指します。
電子メールやWeb(ウェブ)、FAX(ファックス)、ダイレクトメール(DM)、電話など、これらコミュニケーションの手段のことをビークル(媒体ビークル)と言います。
日本ではメディア、チャネルなどという呼び方が一般的で浸透していますが、特に今のアメリカなどではビークル(媒体ビークル)がコミュニケーション手段のことを指す一般的な呼び方になっています。
アメリカ系など、外資系企業でビークル(媒体ビークル)という言葉が使われたらメディアやチャネルなど、情報伝達の手段と同じことを指すと考えておけば混乱せずにすむでしょう。
広告業界では、広告媒体を分類するための言葉としてビークル(媒体ビークル)が使われます。
また、ビークル(媒体ビークル)の他にも、媒体タイプ、媒体クラスという言葉も広告媒体の分類で使われる言葉です。
媒体タイプ・媒体クラスの意味
媒体タイプ・媒体クラスは広告媒体の分類のことを表すマーケティングの用語で、ビークル(媒体ビークル)と比べると、
比較的大きな広告媒体の分類のことを意味しています。
たとえば、テレビや新聞、ラジオ、雑誌、ホームページなど、このような広告媒体の分類の方法を媒体タイプ・媒体クラスと
広告業界では分類をしていきます。
そして、媒体タイプ・媒体クラスをさらに細分化、分類したものをビークル(媒体ビークル)という言葉で表すことになります。
ビークル(媒体ビークル)の意味
媒体タイプ・媒体クラスをさらに細分化した広告媒体がビークル(媒体ビークル)で、いわゆる広告を掲載する媒体の銘柄のことをビークル(媒体ビークル)といいます。
たとえば、「テレビ」の媒体タイプ・媒体クラスは「テレビ番組」というビークル(媒体ビークル)に細分化、分類することができます。
つまり、テレビ全体を1つの広告媒体としていうのであれば媒体タイプ・媒体クラスになりますし、テレビをテレビ番組まで細分化・分類すればビークル(媒体ビークル)ということになります。
まとめ
ビークル(媒体ビークル)は情報の伝達手段全般を指すメディアやチャネルと同じ意味で使われたり、広告媒体を分類、細分化したそれぞれの媒体の銘柄を指す場合もあります。以上、ビーグルの解説でした。