アイサス(AISAS)の法則とは、株式会社電通が提唱するWebマーケティングの言葉で、Web、インターネットを日常的に利用する消費者の購買に関する心理プロセスを指します。
アイサスのプロセスの意味
1:Attention(注意)
消費者は商品やサービスについて全く知識がありません。そこで、Attention、つまり注意を引いて商品やサービスを知ってもらい、認知してもらいます。主に商品やサービスを知る、認知する場所や媒体には「テレビ」「雑誌」などがあります。
2:Interest(関心)
Attentionで注意を引き、商品、サービスについて知ってもらったら、次は興味や関心を抱いてもらいます。
商品やサービスを知っているだけでは消費者は興味、関心がありませんので、いかにして興味や関心を持ってもらうかが重要になるポイントです。
Search(検索)
Interestで興味、関心を持ってもらえれば、消費者は商品やサービスについて、GoogleやYahooなど検索エンジンを使ってインターネット検索を行います。
インターネット検索されたときにいかにして検索結果の上に表示させるか(上位表示)されるか、消費者が検索に使うであろうキーワードを使い、SEO対策を行うことが求められます。
Action(行動・購入)
Searchでネット検索をした結果、商品やサービスへの欲求が十分に高まり、「欲しい」と思えば、Actionにいたります。
インターネットを使ったWebサイトのネットショッピング、通販なら外に買い物に出かける必要がなくなりますので、消費者はその場で購入を決断し、行動を起こします。
Share(意思・情報共有)
購入した商品やサービスの感想や口コミ・レビューなどをブログやSNSに書き込み、インターネットを使って知人、周りの人、インターネット上の人と共有を行います。
まとめ
インターネット検索を行うことで、どんな情報でも世界中の情報源から一瞬で調べることが可能になり、また、誰でも簡単にSNSを利用して口コミやレビューを発信できるようになりました。
インターネット、Webという媒体によって、一般消費者の口コミやレビューなどの情報が他の消費者の購買行動、購買活動にも大きな影響を及ぼすようになったため、現代のWebマーケティングでは、アイサスの法則を利用したWebマーケティングの利用が必須になります。