アラインメントとはB to Bマーケティングにおいてマーケティングとセールスの連携、整合性を指します。
アラインメントには「一列に並べる」「調整する」という意味があります。
また、他にも、「協力」「支援」「団結」の意味もあり、そこからマーケティングの用語としてはマーケティングとセールスの連携や整合性、結びつきを意味し、戦略としてマーケティングからセールスまでをつなげるという意味になりました。
マーケティングとセールスとで連携が取れていない場合、マーケティングによって創出したリードをセールスの部門が活かせずに、結果的に企業にとっての損失になってしまう可能性があります。
そこで、マーケティング、セールス、それぞれが戦略を立ててビジネスを行う「部分最適」をしていくのではなく、マーケティングとセールスを結びつけて関わりを持たせ、結果的に全体を改善していく「全体最適」を行っていこうという戦略がアラインメントになります。
日本企業のマーケティング活動では、展示会や広告、セミナー、テレマーケティング、Webマーケティング、メールマーケティング、そして営業と、
全てが部分最適で行われていて全体を通して戦略を構築するアラインメントがうまくいっていない状況にありました。
そのため、特に日本企業においては、アラインメントは今後のマーケティング活動における大きな課題になると考えることができます。
まとめ
企業全体の収益を考えた場合、アラインメントの考え方、つまり、マーケティングとセールスの連携は必ず必要になる要素と考えることができます。
自社のマーケティングとセールスの連携は取れているのかどうかを見直すことも大事かと思われます。