ワイアード(WIRED)は1993年にアメリカで創刊したテクノロジーに関するビジネス雑誌です。現在では、アメリカだけではなく、日本、イギリス、イタリア、ドイツの4ヶ国を加え、合計4ヶ国で発刊されているビジネス雑誌です。
WIREDとは
WIREDは、テクノロジーが介在するさまざまなカテゴリーをとりあげています。デジタルガジェットの最新情報や時事性の高い情報のみならず、ライフスタイル、ビジネス、 音楽、教育、政治、ゲーム、アート、デザイン、スポーツ、 科学、文学などなどコンテンツの多様性、切り口の独自性が特徴であり、ジャンルの豊富さから学生から決定権を持つビジネスパーソンまで幅広い読者を獲得しています。
WIREDの特徴と強み
①独自の新しい視点
単なるファクトニュースではなく、『WIRED』 でしか読めない新しい視座(インサイト インスピレーション)を提示していることです。ひとつのニュースに対して、テクノロジー、社会問題、ライフスタイル、科学的な専門領域といった複数の切り口から、重層的に記事提供をすることで、読者の高い再訪頻度と回遊率が実現されています。
②コンテンツの多様性
『WIRED』はテクノロジーやカルチャーといったテーマはもちろんのこと、科学や医療、環境問題などのイシューについても、深いインサイトとともに情報発信を行っていることです。科学や医療、環境問題などについてインターネットにおける検索結果の上位に官公庁や研究機関のページが並ぶ中、メディアのウェブサイトである『WIRED』の記事が検索結果の上位に並ぶ結果となっていることは、『WIRED』の信頼性が高い証明です。
③ソーシャルメディアパワー
『WIRED』のメディアパワーの特徴として、60万人以上のソーシャルメディアのフォロワーがいることから、サイトへの流入がオーガニック検索、ソーシャルメディア、リファラーとマルチチャネルでリーチできていることが挙げられます。このことは他のテクノロジー系メディアやニュースメディアと比較しても、大きな優位性となっています。
④メンバーシップ限定のコンテンツ
昨年『WIRED』は、社会に新しい価値を実装するためのプラットフォームとして、オンライン・メンバーシップ「WIRED SZ メンバーシップ(Speculative Zone=特区)」をスタートしています。「WIRED SZメンバーシップ」には、次の10年を見通すためのインサイト(洞察)が詰まった選りすぐりのロングリード(長編)を中心に、『WIRED』日本版の編集部が、週毎に設定されるテーマに沿ってセレクトした記事が届けられます。そのほか、記事をさらに読み解くメンバーシップ限定ニュースレターや、雑誌『WIRED』日本版のデジタル版も配信されています。
まとめ
WIREDは様々なジャンルを取り扱う信頼性の高いメディアです。ビジネスや社会の動きについて情報を収集する際に有効な情報源となるでしょう。