インテグレーテッドマーケティングコミュニケーション IMC

正式名称:Integrated Marketing Communication

IMC、いわゆる統合型マーケティング・コミュニケーションは、テレビやラジオ、雑誌などのマスメディア広告だけでなく、電話やFAX、インターネットなどのさまざまなメディアを融合してマーケティングンの効果を最大化することを指します。

1990年代前半、マスメディア広告費の現象やセールスプロモーションの費用が急速に伸びたことから、マスメディア広告やセールスプロモーション、ダイレクトマーケティングなどを戦略的に統合することを重視して提唱された考え方、概念です。

消費者の立場からコミュニケーションを再構築していくことがIMCの目的にあります。

IMCの考え方が重要視されるようになった理由に、インターネットやWebメディアが登場、普及したこともあります。

ソーシャルメディアも普及して、人々のコミュニケーションが自由になり、フラットなつながりが広がっていく中で、「ブランド」というのは、従来の企業が一方的に発信、訴求するだけでなく、消費者同士のコミュニケーション内の情報からも作られていきつつあります。

そのため、消費者の立場からコミュニケーションを再構築していくIMCの概念、考え方が必要とされます。

まとめ

企業の都合で商品が開発されたり、ピント外れのセールストークによる営業、商品から大きくかけ離れたイメージの広告は、顧客第一ではなく、企業視点のマーケティングになってしまいます。

いかに顧客第一のマーケティングを貫けるか、それがIMC成功のカギになると考えられます。

面白い・オフライン広告・屋外広告を紹介するメディア

屋外広告・面白い広告事例などをご紹介してます。

広がる、空きスペースの有効活用
国内の広告

広がる、空きスペースの有効活用

空きスペースがスポットライトを浴びる時代に突入している。 世の中はシェアすることを好み、無駄なものを排除することでよりミニマムな暮らしを求める声が多くなった。 そんな中で生まれた空きスペースが決して世の中の蛇足になる...
どこもかしこもチェンソーマン街をジャックしたチェンソーマンの広告が話題に
国内の広告

どこもかしこもチェンソーマン街をジャックしたチェンソーマンの広告が話題に

話題のアニメはOA間近になるとさまざまな広告やメディアに露出し、世の中全体がざわめく傾向にある。 2022年10月11日に放送開始となったアニメ『チェンソーマン』は、少年ジャンプでも連載された人気アニメ。コミックス計...
一時閉店する三省堂神保町本店の「しおり広告」に秘められた意味とは?
国内の広告

一時閉店する三省堂神保町本店の「しおり広告」に秘められた意味とは?

2022年5月8日、神田神保町で141年にわたって店を構えてきた三省堂書店神保町本店が一時閉店の日を迎えた。それに伴い壁面に掲げられたのは「いったん、しおりを挟みます。」とのメッセージが記されたしおり広告。はたしてど...