CPAとは、一見の顧客を獲得するためにかかったコスト、費用を指します。
1件の顧客獲得、つまり、CPAとはコンバージョン(成約)にかかった広告コストになりますので、特にWeb広告の中では最も重要視されている指標の一つだと言われています。
具体的に言うと、Web広告で効果があった広告と判断するにはCPAの数値が実際に広告にかけたコストよりも下回っているというのが条件になります。
そのため、Web広告を出稿する際の目標を設定するためにはこのCPAの数値という指標が絶対に必要になるのです。
CPAは広告を経由してサイトを訪れたユーザーが商品購入や会員登録などのコンバージョン(成約)をするのにかかる新規顧客の顧客獲得単価のことですので、CPAの数値の算出の方法を計算するには以下の方法を利用することになります。
CPA=広告費/コンバージョン数(成約件数)つまり、広告費をコンバージョン数(成約件数)で割ってCPAを算出します。
つまり、CPAの数値を低く抑えることができればそれだけ出稿している広告の効果は高いということになります。
最後に、CPAの数値を考える場合には、注意点があると考えられています。
それは、CPAの数値を下げることばかりに気を取られ、CPAの数値を下げることばかりを考えてしまうことです。
たとえば、CPAの数値を下げる最も簡単な方法に、広告費用を削ってします方法がありますが、無闇に広告費を削ってしまえば、その広告からの流入、アクセスが減るので、コンバージョン数(成約数)が減ってしまい、結果的にCPAが増えるという本末転倒の結果を招くことになる危険性があります。
まとめ
特に、CPAの数値を考える場合の注意点は抑えたいポイントになります。
結果的に利益の減少につながってしまう事態を防ぐためにも、CPAを正しく評価することを重視し、広告費に対してある程度の許容範囲を定めて、その範囲内で広告を運用していくのが重要なCPAの考え方になります。