CPLとは、1件のリード(見込み客)を獲得するために費やしたマーケティングのコスト、費用を指します。
CPL、つまり、1件のリード(見込み客)獲得のための費用はリード獲得のためのマーケティング施策に費やした費用をそのマーケティング施策によって獲得したリードの数で割ることによって計算することができます。
計算式とした表す場合には、以下のような式になります。
CPL=マーケティング施策に費やした費用/マーケティング施策によって獲得したリードの数
例えば、展示会を利用して名刺を集めるマーケティングの施策をする場合、展示会のためにかかった総出展コストを獲得した名刺の数で割ってCPLの数値を算出することになります。
CPLの具体例
マーケティングの施策に10万円の費用をかけて、1,000件のリスト(見込み客)を獲得することが出来た場合、100,000÷1,000という計算をすればいいので、この場合のCPLの数値はリード(見込み客)一件あたり100円ということになります。
このようにCPLを計算することによってマーケティング施策の効果を数字によって、明確に評価することができます。
まとめ
CPLはマーケティング施策の効果を評価する1つの基準として利用していくことになりますが、注意点が存在します。
CPLというのは、マーケティング施策にかかった費用・コストを獲得したリード(見込み客)の総数で割ったあくまで1件のリードを獲得するための「平均コスト」でしかありません。
つまり、リード(見込み客)の質を測定したり評価したりする指標として利用することはできない点です。
つまり、CPLを算出して評価・判断に利用する場合、CPL単体で判断してしまうのではなく、獲得したいリード(見込み客)の質やマーケティング全体のバランスを合わせて考えながら判断していく必要があります。