シリウスディシジョンズは2001年にアメリカのリサーチファームのガートナー社から独立して創立したリサーチ&アドバイザリーファームの会社を指します。
シリウスディシジョンズはB to Bマーケティングの分野では最も知見を集めている非常に有名な会社であり、シリウスディシジョンズを有名にしたのがDemand Waterfallというマーケティングのモデルです。
シリウスディシジョンズが提唱したマーケティングモデル、Demand Waterfallの大きな特徴としては、ビジネスにおける見込み客の種類をMQL、SQLと二種類に分けたことです。
SQL(Sales Qualified Lead)は営業部門が扱うことになる案件・見込み客とシリウスディシジョンズは定義しています。
マーケティング部門から渡された案件・見込み客だけではなく、営業が自ら創出した案件、いわゆる「引き合い」もSQLに含まれます。
マーケティング部門から渡された案件・見込み客のことをSAL(Sales Accepted Lead)、営業自らが創出した案件・引き合いのことをSGL(Sales Generated Lead)と細分化して呼ぶことができます。
まとめ
シリウスディシジョンズはB to Bのビジネスにおいて、Demand Waterfallというモデル、さらにMQL(Marketing Qualified Lead)、SQL(Sales Qualified Lead)という見込み客に関する概念を提唱したことで有名になりました。
今でもシリウスディシジョンズが提唱したマーケティングのモデルはB to Bビジネスのマーケティングとして、世界中で高い知名度のあるマーケティング手法だといえます。