リードとは、いわゆる見込み顧客のことを指します。リードの定義はそれぞれの企業によって変わりますが、「自社や自社の提供する製品・サービスに多少の興味を示している」「何らかの接点を持っており、アプローチすることができる」ような場合にリードと呼ぶことができるでしょう。逆に言えば、自社について全く知らない顧客層や、自社の提供する製品・サービスに興味がない顧客層はリードとは呼べません。
リードの分類
リードはプロセスに応じて、いくつかに分類することができます。
①Inquiry
Inquiryとは「問い合わせ」段階にいるリードのことを指します。
潜在顧客のうち、自社のホームページに訪問した上で、製品やサービスに興味を抱き、資料請求などの問い合わせをしてきた顧客のことです。
②MQL
MQL(Marketing Qualified Lead)は、マーケティング施策で獲得したリードのことです。
セミナーや展示会、各種Web広告からの獲得は勿論、Inquiryで獲得したリードに様々なコンテンツを提供することで、MQL化させるケースもあります。
③SQL
SQL(Sales Qualified Lead)とは、商談設定や提案といった営業アプローチをかけていく段階にいるリードを指します。
④Close
Closeはすでに商談などを終えて、契約を取り交わす段階にいるリードのことです。
まとめ
リード、つまり潜在的な顧客はオンライン上に大量に存在します。したがって、例えば、営業がコンタクトを取る前のデジタル領域の自社のプレゼンスの質は、リードマーケティングを成功させるうえで重要性が増しているといえます。