アクセスログとは、ある機器やソフトウェアに対する人間や外部のシステムからの操作や要求などを、一定の形式で時系列に記録したものを指します。
特に、Webサーバ(HTTPサーバ)へのクライアントからのアクセス記録のことを指すことが多いです。
いつ(日時)、どこから(接続元の機器・所在情報など)、どのような主体(利用者・システムなど)が、どのような操作を要求したのか、また、その正否や応答内容を、ストレージ上のファイルなどに時系列に順番に記録したものになります。
Webサーバが外部からの接続やデータの送受信を要求されたときに、その詳細をファイルなどの記録しますが、取得できる情報や形式はサーバの種類や設定によって異なり、一般的には、アクセス日時、アクセス元のIPアドレス、指定されたURL、使用されたクライアントの識別名、応答コード、要求の処理にかかった時間、送受信バイト数などになります。
通常はサーバのストレージ(外部記憶装置)に自動的に作成されたテキストファイルに、一回の要求につきこれらの情報を列挙した一行のデータが記録されます。
さらに、設定によってはデータベースシステムと連携し、記録することができるシステムもあります。
まとめ
アクセスログを分析することで、データの収集を行っただけで終わらずに、Webサイトを改善し、マーケティングを向上させるためにはどうしたらいいのか、それを考え、実行することまでが重要と思われます。
そのために、適切なアクセス解析ツールの利用、明確な指標を持った上でアクセス解析につなげていく必要があります。