API(アプリケーションプログラムインターフェース)とは自社のソフトウェアの一部を公開することで他のソフトウェアと機能を共有できるようにするインターフェースを指します。
例えば、Web上にソフトウェアを公開しているので、APIを利用することで他社のソフトウェアの機能を自社のソフトウェアの機能に取り入れ、アプリケーション間での連携をすることができるようになります。
APIを公開し、他社でその機能を使ってもらうことによって他社のデータを得ることができるメリットがあります。
APIを公開することで自社以外でのサービス利用に関するデータを手に入れることができるので、顧客の傾向、特徴を分析していき、新しいイノベーション、ビジネスの開発をすることができます。
これが自社のサービスの機能を公開してAPIを利用するメリットです。
また、APIは機能やサービスを利用するユーザーにとっても大きなメリットがあります。
APIにより他の会社のユーザー情報を使って、別のサービスにログインする機能がありますので、会員登録やアカウント作成の手間を減らせるメリットがあります。
InstagramはFacebookのAPIを利用しているので、FacebookのアカウントですぐにInstagramの利用を始めることができます。
まとめ
このように、APIには機能を公開する側、公開されている機能を自社サービスに組み込む側、サービス・機能を利用するユーザー、全員に対してメリットのあるインターフェースです。
そのため、条件の合うAPIがあれば積極的に利用していくことを考えてみるといいでしょう。
新しいプログラムを開発しようと考えた場合、時間や手間、コストの削減のためにもすでにAPIで自社の開発しようとしているソフトウェアの機能が公開されていないか調べてみることをおすすめします。