CSRは企業が自社の利益だけでなく、その組織活動が社会に与える影響に責任を持つことを指します。
典型的なCSRの活動として、「地球環境への配慮」や「ボランティア活動支援などの社会貢献」「地域社会参加などの地域貢献」など、環境や地域社会へ貢献する活動を挙げることができます。
他にも、CSRとして、安全や健康に配慮した職場環境と従業員支援」や「関連法規の遵守やコンプライアンス」、「適切な企業統治と情報開示」「誠実な消費者対応」「誠実な取引先との関係」など、法や従業員、消費者、取引先などと関係することについてもCSRの一環として考えることができます。
インターネットの普及によって、ソーシャルメディアが利用されるようになり、消費者は自ら簡単に情報の「発信」ができるようになりました。
さらにその発信した情報は、友人などのソーシャルメディアでの繋がりによってすぐにリアルタイムで大勢に共有されるようになりました。
このような情報の共有ができるようになったために、企業は「隠し事」を貫き通すことができなくなり、消費者に対して説明責任を果たすことができない商品やサービス従業員の劣悪な労働環境、経営体制の不透明さや見せかけのボランティア活動、これらはすぐにソーシャルメディアによって暴かれます。
逆に、消費者窓口や顧客対応での真摯な対応や顧客の安全、安心に向けた取り組み、環境保護に対して熱心な活動を行えば、それは良い評判として消費者に対して広まっていきます。
まとめ
ソーシャルメディアでは個人についても「企業の一員」として捉えられることが多くなっているので、個人にもあるべき姿勢が問われていると言えます。
CSRによって、企業はより一層きちんとして対応が求められて、従業員ひとりひとりが「自分事として全ての部署の取り組みを捉えることが現代では求められていると言えます。