ラガード Laggard

イノベータ理論において5つに分類される消費者層の1つを指します。

世の中の流行や変化に対する興味が薄くサービスや商品が世間に普及しても必要ないと思ったものは取り入れないような消費者層を指す言葉です。

「ラガード」は5つの層の中で一番最後の層にあたるもので、市場に占める割合は約16%だと言われており、ラガードは新しいものに対する興味があまりなく、新しい商品やサービスがリリースされた際に最も導入が遅い層です。また、ラガードの中には最後まで導入をせず、古いものを使い続けるといった人たちも少なくありません。そのため、マーケティングではラガードを除いた4つの層にアプローチをかけるということもあるようです。

ラガード層をターゲットに含むべきか

ターゲットに含む優先度は高くないと考えられます。

ラガードに対してマーケティングやセールスで新製品や新サービスをアプローチするのはほとんどの確率で成功することはないと考えられています。ラガードに積極的にアプローチしていくことは効率的ではなく、ほぼ確実に費用対効果を得られない戦略となってしまいます。他の消費者・顧客のグループと違い、ラガードにおいては最後まで購買を決断しない人も存在するからです。

したがって、イノベーター理論におけるマーケティングを展開するならイノベーターから順番にアプローチを仕掛けていき、
特に重要だとされるアーリーアダプターやアーリーマジョリティーに対して力を注ぐことが大切だと考えることができます。

まとめ

以上がイノベータ理論の消費者5類型におけるラガードの説明でした。効果を得られやすい部分にコストをかけていくマーケティングを展開することが効果的なマーケティングということになります。


面白い・オフライン広告・屋外広告を紹介するメディア

屋外広告・面白い広告事例などをご紹介してます。

人気爆発!BTSの出稿も多数 のセンイル広告とは?
海外の広告

人気爆発!BTSの出稿も多数 のセンイル広告とは?

日本国内でも韓国アイドルの人気は近年では抜きん出ていて、ファンの熱は冷める気配がない。 最近の韓国で熱いのは、そんな韓国アイドルたちを応援する『センイル広告』を出稿する文化。 「センイル(생일)」とは韓国語で「誕生日...
渋谷に超巨大秋田犬が出現!8面ビジョンを使った屋外広告の可能性
国内の広告

渋谷に超巨大秋田犬が出現!8面ビジョンを使った屋外広告の可能性

2021年にクロス新宿ビジョンに登場した「3D巨大猫」が世界中で話題を集めたことは記憶に新しい。今度はなんと、渋谷駅に「超巨大な3D秋田犬」が出現。8面ビジョンを効果的に使った映像が注目を集めた。今回は、「巨大な秋田...
あなた好みのスマホロック画面?!インドのAI利用デジタル広告
海外の広告

あなた好みのスマホロック画面?!インドのAI利用デジタル広告

最新!インドのデジタル広告市場がすごい なにやら、インドの高成長がすごいらしい。。 インドのGDP(国内総生産)は2030年日本の3倍、2050年には日本の5倍に成長し、インドの人口は日本の12倍! 世界2位の13億...