ルールベイスドマーケティングとは、あらかじめルールを設定しておき、そのルール、定義に合致した消費者・顧客に対してアクションを起こすマーケティングのモデルになります。AmazonやGoogleでもこのルールベイスドマーケティングを応用していて、また、B to Bでも威力を発揮すると言われているロジカルなマーケティングの手法です。
ルールベイスドマーケティングはWebマーケティングの一種でツールやテクノロジーを利用して行われます。
たとえば、Webサイトでの顧客の購買データをデータマイニングツール(大量のデータを解析できるツール)で解析し、その顧客が過去に購買した商品のデータから関連性の高い商品、購買されやすい商品を見つけていきます。
インターネット通販サイトの大手と言われているAmazonで買い物をしていて、自分がこれまでに購入した商品に関連している商品がトップページに表示されて、「この商品もおすすめ」などと表示されたことはありませんか?
実は、Amazonが利用しているこのマーケティング方法もルールベイスドマーケティングを応用したものです。
私たちの過去の膨大な購入履歴というデータから顧客が次に買うであろう、欲しがるであろう商品を、ルールに基づいて表示しています。
まとめ
ルールベイスドマーケティングはインターネットショッピングなどで高い効果を発揮するマーケティングの手法です。過去の取引データが大量にある場合には、データマイニングツールなど、大量のデータを解析できるツールを導入し、ルールベースドマーケティングを行うことで、売上、利益の改善につなげることができると考えられます。ぜひ、参考にしてください。