展示会は屋外で自社の商品やサービスを外に向けてアピールする場を指します。
展示会には数多くの企業が出展しています。
その中で、初見の来場者にも足を止めてもらうためには、魅力的なブースづくりが欠かせません。
まず、ブースの看板や文字などは遠くからでも見やすい大きさにし、通路を歩く来場者の目に入りやすい位置に設置するのが基本です。
そのうえで、どういう商品・サービスを扱い、どのような特徴があるのかを一目でわかるようにしなければなりません。
そのためには、印象的なキャッチコピーやビジュアルが必要になってきます。また、目に留まりやすいだけでなく、ブース内を解放的で立ち寄りやすいスペースにすることも重要です。
さらに、コストについてもよく考えなくてはなりません。
装飾にこだわりすぎると予算オーバーになりかねませんが、かといって、コストを削りすぎると集客効果が落ちて目的を達成できなくなってしまいます。
つまり、効果が上がり、目的を達成できる範囲でいかにコストカットをしていくかという見極めが大切になってくるのです。
展示会に出展する際には、出展中のことはもちろん、展示会終了後の展開についてもよく考えておく必要があります。
なぜなら、いくら展示会で名刺や連絡先を集めても、それが受注に結び付かないのでは全く意味がないからです。だからといって、名刺をそのまま営業に丸投げするのはおすすめできません。
競合企業や営業対象外の企業などといった成果の見込めない名刺が相当数混じっていたりすると非効率ですし、そんなものをそのまま渡しては営業部との信頼関係を損なうことにもなりかねません。
ですから、集めた名刺を用いてどのようにフォローアップしていくのかをあらかじめ考えておくことが大切になってきます。
同時に、営業部や展示後のフォローアップをしてくれる部署に対しては展示会の前から打ち合わせをして、連携をとるようにしていきましょう。
まとめ
展示会を実施するにはお金も時間もかかります。それだけに、しっかりとした計画を立てて何としても成功を収めたいところです。
しかし、自社のリソースだけで万全の準備を行い、満足のいくブースを施工するのは困難である場合は専門家に頼るのも一つの手です。
展示会参加の目的を遂げ、実り多きものにするためにも出展サポートへの依頼をぜひ検討してみてください。