Eloquaはデータベースソフトウェアで高いシェアを誇るOracleが提供しているMAツールを指します。
MAツールとはマーケティングの自動化を促進するためのツールで、MAツールを導入するとユーザーとのコミュニケーション履歴を元に、システムが自動的に各ユーザーをスコアリング、リードナーチャリングのステップで見込み顧客管理をします。
また、EloquaはMAツールの中でもクラウド型なのですぐに導入可能で、メール、Webサイト、SNSなどを多角的に連携できます。
Oracle Eloquaの特徴・強み
Oracle Eloquaの強みは顧客情報を一元管理できる点、直感的なUI、柔軟なカスタマイズが可能なことの3点にあります。
それぞれの特徴について詳しく解説します。
顧客情報の一元管理
個人情報と紐づく付加情報をほぼ無制限で追加・管理できるので、さまざまな顧客情報を扱う企業でも使用できます。
また、MAツールにとって重要なスコアリング機能も、属性/行動の2軸に、時間軸による制御を加えた正確スコアリングモデルの適用、また複数のスコアリングモデルの併用などが可能で細かく設定できます。
さらにCRM/SFAシステムとも連携可能なので、マーケティング、セールス部署間の顧客情報の共有もスムーズに行えます。それに加えて、セキュリティも堅牢なので顧客情報というセンシティブな情報を扱う際でも安心して使用できます。
直感的なUI
直感的なUIなので、専門的な知識がなくてもキャンペーン、クリエイティブの設計が可能です。
複雑な条件分岐を伴うマーケティングのシナリオでもドラッグ&ドロップで直感的に使用でき、顧客のオンラインでの行動はシステムが自動的に取得追跡してくれるので、柔軟できめ細かいキャンペーンが設計できます。
また、クリエイティブについても直感的なUIで、HTMLの専門知識がなくても自由なレイアウトでレシポンシブなリッチコンテンツが作成可能です。
柔軟なカスタマイズが可能
各社の業務に合わせて柔軟なカスタマイズが可能です。
たとえば、営業との連携強化機能として、顧客一人ひとりの全データを可視化するダッシュボード(Eloquaプロファイラ)と通知機能により、営業がリードを適切に、かつタイムリーにフォローできます。
まとめ
Eloquaを導入することによって、各顧客の状況に合わせたOne to Oneマーケティングが可能となります。
また、セキュリティが堅牢、細かい権限設定も行えるので情報管理の視点からも安心です。