CookieとはWebサイトにアクセスしてユーザーのパソコンに一時的にデータを保存する仕組みを指します。
ユーザーの視点からすると、Cookieとはお店に行けばもらえる会員証のような仕組みです。
病院のカルテも同じです。カルテに治療内容が記録できているから同じ病院に行けば前回の続きからの治療が受けられる。
WebサイトにおけるCookieも同じ様な働きをする仕組みとなります。
1度Webサイトにアクセスすると、自動的に無料の会員証(Cookie)がパソコンに保存され、次に同じWebサイトにアクセスした時にWebサイトがパソコンのCookieを読み取ることで前回閲覧していた内容から最適なコンテンツを提供してくれます。
非常に便利な仕組みのCookieですが、プライバシー保護の観点からは問題点も指摘されています。
インターネットカフェや公共のパソコンなど、不特定多数で共用で使うパソコンの場合、利用後にパソコンにCookieが残っていれば次にそのパソコンを使った人に情報を使われてしまう可能性があります。
そのため、自分以外の人が使う可能性のあるパソコンを操作する場合にはCookieを無効にする、または使った後にCookieを削除するなど、Cookieの扱いに注意する必要が出てきます。
まとめ
メリット・デメリットともに持っているCookieですが、現在のインターネット環境、ITの環境ではCookieは必要不可欠な仕組みになっています。
問題点やデメリットをしっかりと理解し、それに対する対策などをしっかりと行った上でCookieを活用していく必要があるといえます。