サイコグラフィックデータとは、消費者の心理学的な特性データを指します。
価値観やライフスタイル、趣味、嗜好など、心理的なデータ、心理的属性のことを指しています。
好みなどの感性に基づいて人を区分け、グループ分けする場合に利用されることが多いデータです。
サイコグラフィックデータが利用される場面にダイレクトメールの送付があります。
ダイレクトメール送付の際に、サイコグラフィックデータを使えば、自社製品やサービスに興味を持ちやすい顧客・消費者に対象を絞れるので、効率的に、低コストで効果的なダイレクトメールの送付ができます。
また、サイコグラフィックデータは心理学的、心理的なデータになりますので、ぱっと見のイメージにも活かすことができるため、ダイレクトメールの作成そのものにも利用することができます。
たとえば、サイコグラフィックデータを利用することによって、ダイレクトメールの封筒を対象となる顧客・消費者が好む色にしたり、興味がそそられる、注意を引くデザインにすることによってダイレクトメールの開封率を上げることができます。
日頃から顧客アンケートを取ってみたり、インタビューを行うことでサイコグラフィックデータは独自に収集することもできるデータです。
まとめ
サイコグラフィックデータは顧客の心理によってもデータの内容が変わってきますので、あくまでアンケート実施時のデータということになります。
そのため、顧客の心理的な変化も考慮した場合、1回だけではなく、継続的にデータの収集を行っていく必要があります。