CGIはWebサイトに組み込まれる仕組み・プログラムのことで、Webページで動的な処理を行うための仕組みを指します。
CGIを利用したWebページの場合は、サーバーやWebサイトの管理者が更新しなくても、アクセスしてくるユーザーによって
表示するWebページの内容を変更することができたり、ユーザーがWebページ内で入力した内容によって毎回違う内容のWebページを表示させることもできます。
そのため、HTMLによるWebページが制作した側による一方的な情報の発信になるのに対して、CGIを利用したWebページはユーザーのアクションで表示される内容が変わることから双方向性のあるWebページということになります。
そのため、HTMLでは情報発信のための簡単なWebページを表示することが一般的でしたが、CGIを使ったWebページではHTMLページではできなかったさまざまなコンテンツを作成できるとされています。
CGIとJavaScriptの違い
CGIの他にも、JavaScriptを利用することによっても同じようにインタラクティブなページ、つまり、条件によって表示などが変化するWebページを作ることができます。
しかし、JavaScriptの場合、サーバー上で動作するCGIとは違いパソコンやスマートフォンに一旦ダウンロードして動作をすることになり、ユーザーの利用するパソコンなどの環境によっては負荷がかかりすぎて正常に動作しない可能性もあります。
そのため、特に処理に負荷のかかるプログラムの場合はCGIを利用することが実用的と考えられます。
まとめ
CGIは様々なコンテンツの作成が可能であり、Webサイトの可能性を広げることができるプログラムです。
今後もインターネットやITの普及によってWebの利用は拡大していくと考えられることからCGIの重要性は高まっていくと考えることができます。