バトルドクトリンは、元々は軍事用語でしたが、ビジネスでは、マーケティングの勝ちパターン、得意な戦略を指します。
たとえば、住宅展示場にモデルハウスを置く大手の住宅メーカーが戦闘教義をビジネス、マーケティングに利用し勝ち続けている、成功している企業の代表的な例を紹介します。
例として、中古だから、などという理由で住宅販売メーカーは展示場のモデルハウスを格安で売り出します。
2,000万円の住宅を500万円で売り出したりして、その抽選キャンペーンを折り込みチラシを利用して大々的に告知をします。
500万円で大手住宅メーカーのモデルハウスが手に入るなら、マイホームを欲しいと思っている消費者からは抽選キャンペーンの申し込みが殺到します。
そこで、キャンペーンの申し込み書に「土地は持っているか?」「どのくらいの面積か?」「土地の種類は?」というアンケートを記載し、見込み客の情報を手に入れることができます。
その情報をもとに、それぞれの見込み客の担当住所に案件を割り振り、営業を開始することができると思います。
これにより、見込み客の情報についても、アンケートによって集まっているので、営業トークもすぐに決まり、一斉に営業をかけることができます。
これが日本の大手住宅メーカーが使っているバトルドクトリンです。
ダイワハウスや積水ハイム、ミサワホームなど、現在有名になっている大手の住宅メーカーもこのバトルドクトリンを使って
10年以上の期間にわたって快進撃を続け、企業を大きくしてきました。
つまり、会社や企業が成功できるかどうかは、このバトルドクトリンを確立できているかどうかで変わってきます。
企業が勝ち続けていくためにはバトルドクトリンが非常に重要ということになります。
以上が、マーケティングの用語、バトルドクトリンの意味になります。