ダッシュボードとは、様々なデータをグラフィカルにまとめ、一目で理解できるようにするデータ可視化ツールを指します。
事業の業績や会社の経営状態、マーケティングデータを可視化し、素早い状況把握や分析に役立ちます。
近年注目を集めるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの一つに位置づけられています。
ダッシュボードは企業の業績やマーケティング関連のデータを、表やグラフでわかりやすく表示するツールとして、ビジネスシーンに導入されるようになりました。
ダッシュボードを使用することにより、自社や事業の状態を素早く把握でき、スピードな経営判断を実行することが可能です。
さらに、社外に向けた決算報告の際に活用すれば、自社のデータを細かく把握し、わかりやすく説明できる企業だという印象を与えることができます。
ダッシュボードが注目されはじめた背景には、企業に関する多角的なデータを管理・分析できるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの普及があります。
ダッシュボードはBIツールのなかでデータの可視化を担うツールとして、企業の経営判断や意思決定を加速させます。
また、語源となった自動車のダッシュボードにはガソリン量やエンジンの回転数、速度など、車が走行するために必要になる情報が並んでいます。BIにおけるダッシュボードとは、会社が前進していくために必要なデータを一覧で確認できるツールだと考えられるでしょう。
まとめ
現在、テレワークの普及によって、オンライン上で会社のさまざまなデータを分析するニーズが高まっています。
BIツールや経営管理システムにおいて、複数の情報源から収集した様々なデータを一纏めにして可視化することができるダッシュボードは今後もニーズも高まると考えられます。