パートナーリレーションシップマネジメント(PRM)とは、企業がビジネスパートナー間で長期的に良好な関係を構築するためのビジネス戦略手法のことを指すマーケティングの用語を指します。
特に、商品を製造するメーカーが販売パートナーや営業チームとのコミュニケーションを管理することで、より自社の製品やサービスを販売してもらえるようにしていくマーケティングのプログラムです。
メーカーにとってパートナーリレーションシップマネジメント(PRM)は持つべきマーケティングプログラムの最終形態と言うこともできますが、非常に難しい、高度なマーケティングの手法なので、パートナーリレーションシップマネジメント(PRM)を導入する、という考え方ではなく、経営そのものをパートナーリレーションシップマネジメント(PRM)に合わせる必要がある場合もあります。
パートナーリレーションシップマネジメント(PRM)では、パートナーとなる代理店との情報共有の強化を図っていきます。代理店との情報共有を強化することができれば顧客へ適切な代理店の紹介が行えますし、また、スピードのある対応をすることができるようになります。
まとめ
カスタマー・リレーションシップ・マネージメント(CRM)では卸、代理店、小売りなど、中間業者を抜きにした顧客とのダイレクトな関係を結ぶコンセプトが人気を集めました。
しかし、商慣行が複雑な日本の場合、中間業者を抜きにしてダイレクトマーケティングを行うのは情報システムの導入だけではうまくいかない事例が多数出てきました。そのような状況でPRMは有効です。