フリークエンシープログラム FSP

正式名称:Frequent Shoppers Program

フリークエンシープログラムとは、航空会社のマイレージプログラムや店舗で導入しているポイントシステムを指します。

フリークエンシープログラムでは、サービスの利用や商品の購入に対してポイントを発行し、顧客にポイントが溜まる喜び、また、お得感を提供します。

さらに、他の店舗や他のサービスへの浮気を防ぎ、顧客セグメントにも活用できるマーケティングプログラムの1つです。

フリークエンシープログラムの目的は継続的なサービス利用、そして商品の購入を狙ってポイントやマイレージなど、顧客に対してインセンティブを付けるプログラムです。

このフリークエンシープログラムが最初に実施されたのが1981年に開始されたアメリカンエアラインのマイレージプログラムで、つまり、航空会社が提供するFFP:フリークエント・フライヤー・プログラムがフリークエンシープログラムのはじまりだとされています。

フリークエンシープログラムを利用する際には、多くの場合、顧客の利用・購入実績を分析し、自社に対する貢献度の高い顧客層向けにマイレージプログラムやポイントシステムを実施することになります。

まとめ

現在ではアメリカだけでなく、日本でも多くの企業・店舗がフリークエンシープログラムを導入して、現在のマーケティング、ビジネスにフリークエンシープログラムは欠かせないマーケティング手法となっています。

一方で、ポイント還元やプレゼントなどのインセンティブが単なるディスカウントになってしまい、利益を圧迫することがないようにフリークエンシープログラムを進めていく必要があります。

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