プライベートブランド Private Brand

正式名称:Private Brand

プライベートブランドとは、流通小売業者が掲げる自社の独自ブランドのことを指します。

開発・製造するメーカーが、特定のお店・小売店のために商品の開発・製造を行い、その小売店でのみ商品を販売します。

プライベートブランドを開発・製造する場合、流通小売業者との取り決めで、製造した在庫は全てまとめて買い取ってもらえる契約になるため、売れ残りや在庫を抱えてしまう可能性がないことがメリットになります。

さらに、小売業者がプライベートブランドを販売することにも非常に大きなメリットがあります。

プライベートブランドは流通小売業者が企画して、開発・製造をメーカーに依頼できるので、ライバルや競合他社が扱っていないオリジナル商品の開発ができるメリットがあります。

また、プライベートブランド商品の企画にはお店が持つ客層などの販売データを取り入れることもでき、本当に消費者、顧客が求める商品の開発につながり、プライベートブランド商品を目当てに集まる消費者が増えるので、効率的な集客ができるメリットがあります。

他にも、メーカーから大量に仕入れることができるので、プライベートブランド商品の原価、仕入れ値を安く抑えることもできます。

まとめ

プライベートブランドでは、値段の安さだけではなく、何かしらの付加価値を付けたプライベートブランド商品に需要が集まっています。

値段・価格は多少上がったとしても、いかに充実した付加価値を商品に付けることができるのか、それが今後、プライベートブランドで成功していくために必要な戦略となっていくでしょう。

プライベートブランドに適切な付加価値を付けるためにも「お客さんが何を求めているのか」というニーズを探っていくマーケティングの活動が非常に重要になっていると考えられます。

面白い・オフライン広告・屋外広告を紹介するメディア

屋外広告・面白い広告事例などをご紹介してます。

電車広告が毎回話題!すみだ水族館・2022年はペンギン相関図
その他

電車広告が毎回話題!すみだ水族館・2022年はペンギン相関図

交通広告を代表する広告メディア『電車広告』通勤や通学と幅広いターゲット層へアプローチが可能な広告として広く活用されている。 特に電車を丸ごとジャックした電車広告は、SNS上でも度々話題となるケースが多く、その電車を使...
ビルの空き壁を利用した「アート広告」とは?
国内の広告

ビルの空き壁を利用した「アート広告」とは?

日本は海外ほどアートが身近ではなく、実際に市場規模は世界以上の3%程度にしか過ぎないといわれている。しかし近年、空き壁を利用したアート広告がにわかに脚光を浴びつつある。 はたしてビルの空き壁を利用した「アート広告」と...
「紙パック転職大作戦」明治おいしい牛乳が展開した粋なリサイクル広告
国内の広告

「紙パック転職大作戦」明治おいしい牛乳が展開した粋なリサイクル広告

近年リサイクル素材を使った広告制作の取り組みが広がっている。 廃棄となったポスターを再利用したOOHを見かけたことがあるが、廃棄野菜を使ったOOHも過去の事例としてはあるらしい。 今回は、「明治おいしい牛乳」の紙パッ...