MOFU(Middle of Funnel)は、マーケティングファネルのうち、ユーザーが興味を持ちサイトにリピート訪問するステージを指します。
初めは大きな対象を捕捉してから、お客様の状況に応じて必要な情報を提供することで最終的に顧客になってもらうことを目的として、見込み客から購買へと絞り込まれる状態を「マーケティングファネル(Marketing Funnel)」と言います。
マーケティング担当者は、いかに自社のファネルに集客し、消費者行動心理に応じてリードナーチャリング(見込み客育成)を行い、顧客化していくかを常に考える必要があります。
まだ購入の意思はないけれども興味はある潜在顧客に対して「TOFU」、見込客に対して「MOFU」、より購買に近い「BOFU」とステージを定義されています。
その中でも、MOFUは、ユーザーが購入を検討し意思を固める重要なフェーズです。TOFUで提供したコンテンツのより深い専門的な情報の提供や自社製品の認知を高めるコンテンツを提供する必要があります。また、ユーザーの課題を明確化していき最適なコンテンツを心がけることでユーザーと信頼関係を築いていくことが重要になります。
MOFUにおける主な施策例
- 継続的に交流可能な仕組みの提供(ブログ購読、SNSヘのフォロー)
- ユーザーの課題などより深い情報の取得
- 課題を解決するためのより深いコンテンツの提供
- ソーシャルメディアを活用した交流
- パーソナライズされたサイトやコンテンツの提供
- ユーザーの状況に応じたワークフローの構築
まとめ
MOFUは、より深いユーザーの属性を獲得する仕組みを提供することでユーザーの状況を理解することが重要なフェーズです。そのためのTOFUよりも専門的なコンテンツを無料で提供します。また、ユーザーは多数ある企業のなかから特定の企業の存在などすぐに忘れてしまう可能性があります。ブログのサブスクリプション登録やTwitter、Facebookなどへのフォローを推薦し継続的な交流を誘発することも忘れてはなりません。MOFUでは、BOFUヘと誘導するためのフローを事前に定義して購買意欲を徐々に高めていきましょう。