UUとは、決まった集計期間内にウェブサイトに訪問したユーザーの数を表す数値を指します。
集計期間内なら同じウェブサイトに同じユーザーが何度も訪問した場合でも、1UUとしてカウントされます。
例えば、Aさんは昨日と今日の2回サイトに訪れて、合計8ページ閲覧。Bさんは今日だけサイトに訪れて3ページだけ閲覧。この場合のUU数は2UU、セッション数は3、PV(ページビュー)数は11PVというアクセス数値になります。
セッション数やPV数と違い、UU数は集計期間内であれば同じユーザーが複数回訪問した場合も1UUと数えるので、ウェブサイトに興味を示している人がどれくらいいるのか、つまり「サイトの人気度」を判断する際に重要な指標となります。
UU数の集計方法は、アクセス解析ツールによって違いがありますが、基本的には、IPアドレス、ホスト名、Cookieの3つのデータを元に集計していることが多いです。
アクセス解析ツールの定番であるGoogleアナリティクスはCookieで判別しています。通常ウェブサイトに訪れた人にはCookieを発行され、ユーザーを特定することにより重複されないようにUUはカウントされていきます。
そのため、ユーザーがCookieの受け入れを拒否している場合などは、正確なUU数を計測できません。
まとめ
UUはWebマーケティングで使われる指標の一つであり、計測することでWebサイトなどの人気度を測ることができます。
アクセス解析ツールではCookieやIPアドレスを利用してUUを計測しますが、同じユーザーが複数のブラウザでアクセスした場合などは正確にカウントできません。
そのため、会員情報とユーザーを紐づけるなどの方法で正確に測れるように工夫する必要があります。
さらに、Webサイトのコンテンツを充実させてUU数を伸ばしていく努力も大切です。
UUの意味や計測方法を正しく理解して、Webマーケティングの展開に活かしていきましょう。