リスティングとは特定の条件を指定して、データ群の中からデータを分類、抽出することを指すマーケティングの用語になります。
本来はデータを分類・抽出することを意味するマーケティングの用語として使われていましたが、現在ではGoogleやYahoo!をはじめとしたリスティング広告を意味する言葉として利用されることが多くなっている言葉です。
では、どのような場合にリスティングという言葉を使うのか、リスティングという言葉の具体的な例を紹介していきます。
具体例として、メルマガを配信する際に特定の読者にだけメールを配信するために配信者リストを絞る場合にはメルマガ配信リストを「リスティングする」と言うことができます。
同じメルマガ読者にメールを配信する場合でもさらに特定の読者にのみ配信したい場合があると思います。
クリック数がゼロの読者にのみ特定のオファーを流すことによっていわゆる「休眠読者」から戻したい場合などはメルマガ読者全員に対してではなく、いわゆる休眠読者、つまり、メルマガ本文中のURLをクリックしていないためにそもそもメルマガを読んでいない可能性のある読者に絞りメルマガ配信をしていくことが有効になります。
その際に有効になるのがリスティングです。
まとめ
IT業界やWebマーケティングの分野でリスティングという言葉が使われれば基本的にはリスティング広告のことを意味していると考えて問題はないはずです。
しかし、実際には「データを抽出・分類する」という意味があることを知っておくことで意思疎通に相違が出てしまうことを防げるはずです。
リスティングとは本来、リスティング広告を意味するのではなく、他に「データを抽出・分類する」という意味があることをしっかりと抑えておきましょう。