駅広告は、駅の構内に掲出される駅の利用者に訴求するための広告媒体を指します。
駅ポスター広告(駅貼り広告)、駅看板(サインボード)の他、駅によってはデジタルサイネージ広告・フロア広告・横断幕広告・フラッグ広告など非常に種類が多彩です。
周辺住民や通勤通学での利用者に密着したメディアで駅周辺エリアをターゲットにした広告展開や利用者の属性が明確である駅では、特定のターゲットに訴求することも可能です。また、本来広告スペースとして設けていない場所へ一時的に広告を掲出するSP広告もあります。
JR東日本企画の首都圏異動者調査によると駅構内での過ごし方の特徴としては、「スマートフォンを使う」人が55.5%と非常に高い割合を占めています。
電車広告に限らず、オフライン広告と競合となるのがスマートフォンですが、「駅ポスター・看板を見る」など駅広告を見るという人も28.4%と次に高い数値です。「よくする」という数値が高いということからも、駅広告はユーザーの自然行動の中でアピールできる注目率が高いメディアといえます。
また、メディアとのイメージの調査によると「駅ポスター広告」や「サインボード(駅看板)」は、テレビ広告や新聞広告など他のメディアに比べると「自然と目に入る」「広告が目立つ」数値が高いのが特徴です。通勤・通学で使うルートで繰り返し目に入り、ホームでは待ち時間にふと目にしてしまうのが駅広告の特徴と言えるでしょう。
まとめ
駅広告の特徴や種類、出稿事例などについて解説しました。多くの人が利用する駅での広告掲出は目に留まりやすく、反復訴求も可能です。さらにインパクトのあるものだとユーザーがSNSで拡散してくれることもあるので、より高い広告効果が期待できます。数多くある駅広告のそれぞれの特徴をしっかり把握し、上手に利用していきましょう。